書籍・雑誌

2009年8月24日 (月)

覚え書き

暑さで忘れそうなのでメモ。

・最近観た芝居(でまだここに書いてないもの)。

◆HARAKIRIベアーズ
『燕のいる駅』
作: 土田英生 (MONO)
演出: 松本たけひろ (ラズカルズ)
@下北沢offoffシアター

◆プロデュース集団「JIRU」
『JIRUⅢ』
脚本:竹田哲士
演出:村上和彦
@アイピット目白

◆ユニークポイント
『雨の一瞬前』
作・演出:山田裕幸
@ザ・スズナリ

◆あひるなんちゃら
『サマーゴーサマー』
作・演出:関村俊介
@下北沢offoffシアター

なんか近く書けたら書こうと思います。

なんか。

暑さに負けなかったら。

   

・最近読んだ本・漫画等(でまだここに書いてないもの)

◆『恋愛の解体と北区の滅亡』(著:前田司郎)

恋愛の解体と北区の滅亡 Book 恋愛の解体と北区の滅亡

著者:前田 司郎
販売元:講談社
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◆『愛でもない青春でもない旅立たない』(著:前田司郎)

愛でもない青春でもない旅立たない 愛でもない青春でもない旅立たない

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

◆『夏の水の半魚人』(著:前田司郎)

夏の水の半魚人 Book 夏の水の半魚人

著者:前田 司郎
販売元:扶桑社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

◆『舞台の水』(著:太田省吾)

 舞台の水 舞台の水
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

◆『大場電気鍍金工業所』(著:つげ義春)

大場電気鍍金工業所/やもり 大場電気鍍金工業所/やもり

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

◆『向こう町ガール八景』(著:衿沢世衣子)

向こう町ガール八景 Book 向こう町ガール八景

著者:衿沢 世衣子
販売元:青林工芸舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

◆『レッド』(著:山本直樹)1・2巻

レッド 1 (イブニングKCDX) Book レッド 1 (イブニングKCDX)

著者:山本 直樹
販売元:講談社
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◆『カボチャの冒険』(著:五十嵐大介)

カボチャの冒険 カボチャの冒険

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

以上。

そのうち何か書こう。

といっていつも書かない。

でも書かないと思考が整理できないので書き出せば書くと思います。

と。

この記事を載せる意味があるのかはちょっと疑問。

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2009年8月 5日 (水)

読む日々

読む日々
ここ何日かは芝居観たり戯曲読んだりの日々でしたが、今日からは漫画と小説の日々にしたいと思います。

本屋に寄ったら「海獣の子供」の4巻が出てました。

ずっと待ってました。

前田さんの小説2冊と合わせてガッと読みます。

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2009年1月 6日 (火)

『誰かが手を、握っているような気がしてならない』

誰かが手を、握っているような気がしてならない Book 誰かが手を、握っているような気がしてならない

著者:前田 司郎
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する  

  

  

読了。

前に読んだ『グレート生活アドベンチャー』にショックを受けたので購入。

前田司郎さんは演劇の劇作家であり、五反田団という劇団の方なのですが本屋の棚を見ると小説はコレを含め4冊出されていてビックリ。

自分とこの公演の新作や外部公演の新作を書きながら小説も書くなんてそんな時間よくあるなぁ・・・。

しかも今回は結構長編だ(何ページから長編なのか知らないけど)。

多分長編だ。

帯にそう書いてあったから。

でも一気にサラッと読めてしまったから長編じゃないかもしれない。

読んでみてください。

   

「一人称」視点での展開は「グレート~」の時と一緒で読んでいて独特の楽しさです。

細やかな心理描写のおかげで設定を頭に入れてからはまるでその人として考えているような、自分のもやもやした日常感覚が目の前の紙に次々と文字となって現れるような面白さがあります。

登場人物が多い分、この手法は難しくなるのではないかと思っていましたが、むしろ読み手には小気味いいフェイクのような効果が生まれ(この辺は実際に読んで体感してください)、楽しく翻弄されます。

物語の内容も、まさか!あ~、みたいな感じが待ってて(読んで楽しんでください)やられたという感じでした。

  

日本人的「神」の質感というか、造形というか、うまいコトバがわかんないんですが、こうして一つの形として描写したものを見るとそのヘンテコさ、ってのか存在自体の可笑しみや哀しみが際立って、ちょっと同情しちゃいました。

  

作中の物事を「定義付け」する力の凄さにちょっと惹かれる私です。

是非。

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2008年12月26日 (金)

絵本『ビビを見た!』

ビビを見た! (fukkan.com) Book ビビを見た! (fukkan.com)

著者:大海 赫
販売元:ブッキング
Amazon.co.jpで詳細を確認する

読了。

最近、世の理を求めて絵本を立ち読みする私です。

大抵の絵本はパラパラと読んで元に戻すのですが、この本は無理でした。

一度手に取って読み始めたら絶対に途中で止めることはできないと思います。

ここに描かれているのは空想の世界ですが、確実に嘘のないリアルな真実が息づいています。

ご都合主義に流されない現実の不条理、哀しみ、人間の愚かさ、母の美しさ、子供の残酷で純粋で美しい心の変遷。

文章もさることながらその絵の力が圧倒的で、まるで「世界」が直接「脳」にブチ込まれるような、そんな絵本体験を体感することと思います。

「容赦」はありません。

「覚悟」が必要な絵本であると思います。

ですが、

この「痛みを伴う喜び」が乾いた心を潤わせてくれることを約束します。

是非。

大人の自覚を持ったあなたにこそ。

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2008年5月22日 (木)

『グレート生活アドベンチャー』

グレート生活アドベンチャー     

読了。

去年岸田戯曲賞を取った五反田団の前田司郎さんの小説。

『グレート生活ドベンチャー』と『ゆっくり消える。記憶の幽霊』の2編。

面白かった!!!

  

小説って書かれている文章のリズムが合わなくて全然身体に入って来ないってことよくあるんだけど、これはまっったくそういうことなかったなぁ。

スーっと入ってくる。

たぶん読んだ人皆そうなんじゃないかと。

1人称の表現というのもあるかもしれないけど、やはりその文章のセンスってか、コトバのチョイスもしかり、もう脳で直接読んでる感じがあったなぁ。

だからもはや読んでる感じじゃなかったんですけど。

その人にいつの間にかなっちゃう、みたいなね。

感情移入100%。

ああ。

でも感情移入してる感覚は全然ないからちょっと違うのかな・・・。

  

自分とは違う2人の人の視点が展開されますが。  

これはリンクする感覚だと思います。

どっか繋がってる感覚。

なんか、「現代」みたいなものと。

うーん、安い表現だ・・・。

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2007年11月28日 (水)

ジョジョ小説『TheBook』

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day   

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読了。

これは凄い!

読み終わった時、ホロホロと泣いてしまった。

なんて哀しい物語。

そして切ない物語。

  

普段あまり本を読まない僕がここまで熱中して読んでしまったのはやっぱりジョジョが好きだからなのか、それとも文章の力なのか。

とにかく今は余韻に震えています。

凄いなぁ。

第4部の世界観が見事ここに詰まっている!

作者の『ジョジョ〜』に対する愛を感じる。

ジョジョの小説は第3部、第5部と読んできましたが、完成度の次元が違う。

物語の構成も素晴らしいと思いました。

  

ジョジョ読んだことのない人も是非!

でもまずジョジョ読んでから読んでほしいな!

その方が100倍楽しめます。

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2007年11月25日 (日)

ジョジョ小説『TheBook』

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買ってしまいました…。

しかも俺の好きな第4部の小説化。

現在80ページ目。

こいつは面白いことになってきた。

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2007年3月 3日 (土)

ヤバい

ヤバい

シナリオ読んだら観に行きたくなっちゃった。

周防監督凄い。

この脚本に11年かかってるんだそう。

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2006年10月18日 (水)

『とらばいゆ』大谷健太郎著

『とらばいゆ』大谷健太郎著

読了。
シナリオ版。

面白いなぁ。

映画も大好きだけどシナリオ版も面白い。

映画との違いや変更点を探しながら読むのも楽しい。

   

大谷作品は『アベックモンマリ』も大好き。

『約三十の嘘』は・、まぁ原作が違うからね。

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2006年10月10日 (火)

『俳優のノート』山崎努著

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読了。

凄い本です、これは(分厚いし高いし・(^_^;))。

山崎努さんという役者さんの役に対する心構えと、役者としての心構えが同時に読み取れる本。

山崎さんがおっしゃること、ことごとく共感。

『はいはーい!僕もそう思ってました〜!』をニヤニヤしながら何度も。

      

これは山崎努さんが舞台『リア王』の出演依頼が来てから千秋楽を迎えるまで(約180日あまり!)の日記のように書かれた役者ノート+雑記。

僕も芝居があると役のノートを作ったりするけど、ここまで色々書きはしない(というか思いつかない)。

役に対し徹底的に奥深く、かつ柔軟に思考し、闘っていく山崎努さんを感じ、「役者とはこう在らねばよ〜」と思い、自分に置き換え一人反省するのでありました。

しかし、日本の俳優の第一線で活躍する山崎努さんがこんなにも素晴らしい考えと行動力、芝居力を持っている!ということが知れて、そこになんだか漠然とした希望を感じ、幸せな気持ちになりました。

ただ一つ残念なのは僕が未だ『リア王』を観たことがないこと・(読んだことはあるけど)。

今後どこかで上演される『リア王』を観て、この本を読み返したら、また新たな発見があるんだろうなぁ。楽しみです。

      

しっかしこの表紙のデザイン、いいなぁ〜。

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