観劇2009(その他)
2009年12月23日 (水)
2009年12月20日 (日)
グリング活動休止公演
『jam』観て、
面白かったのと、
哀しかったのと、
ありがとうというのと、
そして自分の今後のことを考えたり感じたり。
流されて、自分がやるしかないからやるんじゃ駄目だ。
ちゃんと自分で自分のこと決めて行動しなきゃいけないんだ。
殻に閉じ込もるのは「楽してる」んだなぁ。
そうなんだな。
でも殻に閉じ込もらないと世の中しんどすぎて生きていけないんだ、防衛本能なんだ、というのは都合のいい言い訳なのかな。
2009年12月15日 (火)
桟敷童子
をこれから観ます。
観て帰って少しパソコンやって部屋を片付けて銭湯に行って帰ってパソコンで掛け持ちのバイトを探してゲームやって『シケモク〜』で観に来ていただいたお客様とかにお礼メールをしようと思います。
ご飯もどっかで食べるでしょう。
テレビを見だしたらボーっとするかもしれないので見ません。
読んでない漫画は読みたいです。
太田省吾の全戯曲集まだ読み終えてないのでそれも読みたいです。
ワンピースという漫画が話題です。
週刊少年ジャンプ30代にもなって立ち読みしてますがワンピース読んでないので(正確には18巻まで読んでなんか人のテンションが全体的に高いのがついて行けなくてやめました)、この際なので漫画喫茶とかで一気に読もうかとか思ってます。
そしたら今やってる映画を見たくなったりするのでしょうか。
とてもそんな想像は湧きませんが、なんか「ワンピース」に華やかな感じのイメージを持っているので僕にもそういうエネルギーをください。
いや、錯覚かも。
いらないかも。
2009年12月 7日 (月)
2009年10月31日 (土)
2009年10月17日 (土)
2009年9月16日 (水)
サスペンデッズ第7回公演『夜と森のミュンヒハウゼン』
13日(日)に観てきました。
ネタばれになるのであんまり言えませんが、三鷹がスゴイことになってました。
スゴイ美術アイデア。
三鷹は各劇団が試行錯誤で色々な使い方をしていますが、今回の使われ方は一番インパクトがありました。
サスペンデッズは第1回から観ていまして大好きな劇団です。
サスペンデッズには今年乞局で共演させていただいた佐野陽一さんが所属されているのですが、乞局の時の佐野さんとサスペンデッズの時の佐野さんはなぜかまったく別人に見えるのでスゴイです。
別人なんだと思います。そう思っていた方が楽しいのでそう思っています。
今回はまた少しいつもと違った試みをされているように感じました。
使っているコトバ、身体、空間、
みんな違う。
でも最後まで観て残る、なんとも言えぬ切なさはやっぱりサスペンデッズだと思わせるものを感じました。
※ここから少しネタバレを含みますのでお気をつけください。
最初、なんだか状況がよく分からないんです。
おとぎ話のような・・・?
酔って森に迷いこんだような。
状況や世界は少しづつ紐解かれていきます。
2つの世界は独立しているようで遠く、でも話が進むにつれリンクしていたりする部分と差別化され皮肉のように感じられる部分とに分かれていきます。
この構成が見事なので身をまかせているだけで謎が解けるカタルシスを感じられるようになっています。
そういうことか!
と分かったときはもう夢が覚める直前で、あっという間に現実への扉が開かれてしまいます(ここは演出と舞台美術の勝利!)。
登場人物達にとっても、観客である僕らにとっても、現実はそこが希望と絶望が同居する世界で、生易しいものでないことを悟らされます。
劇場を出る足取りは軽くはないです。
でも僕らも短い夢を観て、
森の暗闇を抜け、
おかげで外の空の色や光を少し違った目線で観ることが出来るようになっていたかもしれません。
佐野さんとは役者として個人的に距離感をつめ過ぎてしまったかもしれません。
僕にとって面白すぎて普通に佇んでいるだけでも笑いを堪えなくてはいけません。
あるシーンでは堪えきれず身内笑いのようになってやしないかと心配になってしまいました。
これはいけない。
少しあの人とは距離を置かないと。
佐藤銀平さんの役と高畑こと美さんの役(パンフ確認してないのでちょっとたぶんなんですが)の関係が素敵でした。
根底にはエゴとかあって純粋な兄妹の情景では全然ないんだけど、そういう不純物が多いだけに純度の高い部分が浮き立って見えてそれが切なく感じました。
アレはもしかしてこういう意味があったのか、とかこの人とこの人はこういう共通点がある、とか、観終わった後も色々想像してしまう芝居です。
色々考えてたら何日か経っていました。
やっと森を抜けた感じです。
考えると、切なさだけでなく幻想をも侵食し増殖する虚無的なものの恐さをも感じる作品でした。
20日まで三鷹市芸術文化センター星のホールにて。
よかったら。
・会場 三鷹市芸術文化センター 星のホール
・料金
一般前売:2500円
一般当日:3000円
高校生以下:1000円(当日要学生証)
・サイト http://www.suspendeds.net/
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
説明 【タイムテーブル】
2009年9月11日(金)~20日(日)
9月11日(金)19:30
9月12日(土)15:00/19:30
9月13日(日)15:00
9月14日(月)休演
9月15日(火)19:30
9月16日(水)19:30
9月17日(木)19:30
9月18日(金)19:30
9月19日(土)15:00/19:30
9月20日(日)15:00
・案内文
私はスーツケースの中のあの人と夜を待っていた。
夜になって、森へ行くのを待っていた。
森の中を彷徨ううち、時間が少し巻き戻るかも知れない。
そしてあの人が目を覚ますかも知れない。
目を覚まして、何事も無かったように優しく微笑むかも知れない。
あるいはスーツケースの中身は実は私で、そのことに気づいた時には、もう既に地中深く、まるで生まれる前のような静かな眠りに戻ることが出来るかも知れない。
森の深い闇は時間を止め、あらゆる物事の輪郭をなくすと言う。
私達は闇に染みだして境をなくすことが出来るだろう。
私は夜の森を、最後の希望のように、ただ一心に思っていた。
2009年8月24日 (月)
覚え書き
暑さで忘れそうなのでメモ。
・最近観た芝居(でまだここに書いてないもの)。
◆HARAKIRIベアーズ
『燕のいる駅』
作: 土田英生 (MONO)
演出: 松本たけひろ (ラズカルズ)
@下北沢offoffシアター
◆プロデュース集団「JIRU」
『JIRUⅢ』
脚本:竹田哲士
演出:村上和彦
@アイピット目白
◆ユニークポイント
『雨の一瞬前』
作・演出:山田裕幸
@ザ・スズナリ
◆あひるなんちゃら
『サマーゴーサマー』
作・演出:関村俊介
@下北沢offoffシアター
なんか近く書けたら書こうと思います。
なんか。
暑さに負けなかったら。
・最近読んだ本・漫画等(でまだここに書いてないもの)
◆『恋愛の解体と北区の滅亡』(著:前田司郎)
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恋愛の解体と北区の滅亡 著者:前田 司郎 |
◆『愛でもない青春でもない旅立たない』(著:前田司郎)
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愛でもない青春でもない旅立たない |
◆『夏の水の半魚人』(著:前田司郎)
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![]() |
夏の水の半魚人 著者:前田 司郎 |
◆『舞台の水』(著:太田省吾)
舞台の水 販売元:セブンアンドワイ セブンアンドワイで詳細を確認する |
◆『大場電気鍍金工業所』(著:つげ義春)
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大場電気鍍金工業所/やもり |
◆『向こう町ガール八景』(著:衿沢世衣子)
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向こう町ガール八景 著者:衿沢 世衣子 |
◆『レッド』(著:山本直樹)1・2巻
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レッド 1 (イブニングKCDX) 著者:山本 直樹 |
◆『カボチャの冒険』(著:五十嵐大介)
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カボチャの冒険 |
以上。
そのうち何か書こう。
といっていつも書かない。
でも書かないと思考が整理できないので書き出せば書くと思います。
と。
この記事を載せる意味があるのかはちょっと疑問。
2009年8月 7日 (金)
青☆組『花とアスファルト』とか『海獣の子供』とかワークショップオーディションのこととか
月曜日、観たいと思っていて観れなかった青☆組を観にアトリエ春風舎へ。
春風舎初めて行きましたが素敵な空間でした。
普通のマンション(アパート?)の地下にある小スペースなんですがちょっといきなり異空間な感じが好きでした。
ウチからだと自転車で行けるのがまたいいです。
知り合いいないので当日でフラッと。
青年団のスペースなのかな、ココは。
いいなぁ。
劇団でこういうスペースがあるって羨ましい。
芝居はこんな感じ(青☆組WEBより)↓。
・・・・・・・・・
青年団リンク 青☆組
vol.10 『花とアスファルト』
昨年12月の春風舎公演『雨と猫といくつかの嘘』に続く、吉田が今もっとも気になるコトバをモチーフに、演劇的な切り口で大胆に飛翔させてゆくシリーズの第2弾。
作・演出:吉田小夏(青年団演出部)
会場:アトリエ春風舎
日程:2009年8月1日(土)-9日(日)
生活の中で誰かに出会うということと、人生の中で誰かに出会うということは違う、と言っていたのは、どの小説家だったろうか・・。
さて、今回は、愛読しているいくつかの小説にインスパイアされて生まれたおはなしです。
おはなしは、こんな風にはじまります・・うららかな春のある日、小さな町の小さな団地に、「とても珍しい」住人が引っ越してきた。
ひとりは、女。
もうひとりは、・・妙に毛深い。爪もある。いたって温厚だが、どうやら、クマだ。
きっと、素朴な作品になると思います。
長いこと忘れていた、夏休みのあの日みたいな、そんな素朴な味を地道に煮詰めて美味しく仕上げたいと思っています。そっと、爪を立てながら。
ぜひ、遊びにきてください。
・・・・・・・・・
何か僕が好きな感じの素敵な芝居が観れそうな感じがしました。
そして行ってみて、よかったです。
お伽話のようでもあり、凄く身近な団地の人間模様のようでもあり。
今僕が生きているこの世界とは少しだけ違うパラレルワールドに迷いこんだような。
ホント少しだけ違うだけ。
だから明らかな嘘がそこにあってもどうもすんなり騙されてしまうというか。
これが舞台上で創られる説得力ある空気・空間の魔力なのかな。
役者さんみんな素敵で、嘘がなくて(というように感じさせてくれて)嬉しかったです。
シーン1つ1つの空気が役者さん達の繊細な作業で紡がれていく様が心地よかった。
見た目派手なトコはあんまりなかったりするんだけど、
生々しいとこ、ドキっとさせられるトコ、相容れない距離感とか、
そういう部分がスッと浮き上がってくる感じがあって、
パっと見坦々としているシーンなのに妙にドキドキさせられている。
不思議。
でも何だか心地よい気もする。
あ、どうだろ。嫉妬心も少し。
上品さ、上質さ、みたいなものに対する嫉妬。
俺なんかどうせ出来ませんよこんなことは、みたいな。
いや、ま、甘えかコレは。
やめようやめよう。
劇場で2本戯曲買ってここ2日で読んでみた。
あー、素敵だなぁ、くっそ。
なんだこの負けた感は。
勝負してるわけでもないのに。
悔しい。
この僕が、上品なものに(いい話だとかそんなんじゃなくすごく正当で上質な光みたいなものに)満たされてるこの感じに嬉しさを覚えてることが。
僕はそんなヤツじゃなかったハズだ。
あーまたコレ。
この感情をコトバにして表現することは絶対純粋な行為じゃないように思う。
やめよう。
でも観れてよかった。
そう、話は変わって。
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海獣の子供 4 (IKKI COMIX) 著者:五十嵐 大介 |
『海獣の子供』4巻を読み終わって。
これは、
もう改めなくてはいけないと思いましたモノの見方を。
世界とか目に見えるモノの、か。
いや「いけない」とかヘンか。
もうたぶん変わってると思うし。
え、コレはフィクションなのかね、違うのかね。
いや、まフィクションだと思うけど。創造されたものだと思うけど。
でもここで語られることは現実にアレしてるんじゃないだろうか。
かなりもう本質に深く突き刺さっちゃってるんじゃないだろうか。
説得力。説得力だ・・・。
嘘だけどホントのこと。
それが説得力なのか。
あ昨日・今日で前田司郎さんのワークショップオーディションがあって、
今日は熱帯夜で眠れないからこんなのを書いていたわけだけど、
今日のワークショップでやろうとしてたのも「説得力」のことで。
いやそういうコトバではなかったけど、
役者は嘘をつくんだけどそれがホントと繋がってて・・・。
そうか、島田桃依さんはホントなんだアレはきっと。
そーいう、ああ。
よかったねむい。
遅刻はしないように寝ます。
2009年8月 3日 (月)
モダンスイマーズ10周年記念 『血縁~飛んで火に入る五兄弟~』と今週のJUMPこち亀
昨日はONEOR8(僕以外の方々)の出身校、舞台芸術学院の一つ上の期の先輩方が作った劇団モダンスイマーズの『血縁~飛んで火に入る五兄弟~』を観に赤坂レッドシアターへ。
僕は人の芝居観に行っても、めっっったなことがないかぎり笑わない(声に出してなんてなおさら)人間なのですが、これはダメでした。
ずっと笑ってました。
笑わされてしまいました。
今回は10周年ということでお祭り的な感じもあったので笑いやすい感じではあったのかもしれないけど、会場整理やパンフテット渡し前説を劇団員自らがやっていて、あの西條さんのお客様を想う温かい人柄を観てしまった時点でこの作品の味方になっていたように感じます。
オープニングの津村さんの和太鼓や熱すぎる餅つきや豆まきの様相。
5兄弟の世間からかけ離れた非常識で楽しいやり取り、
古川悦史さんの身体を張った7変化。
古山さんと古川さんのタイムサービスでのジャガイモの取り合い。
室伏ひかりさんの妙~な妖艶さ。
どんだけ練習したんだよ、と言いたくなる西條さんのマイケル・ジャクソン(スリラー)。
そして黒子で登場のバックダンサー達の無駄なダンスの上手さ。
千秋楽スペシャルで登場の鶴田真由さんに猫のホテルの菅原さん。
ハワイ旅行での長男(西條さん)の哀しい佇まい・表情。
それ以外もみんな
みんな素敵でした。
笑ってしまいました。
蓬莱さんが芝居をしているのを初めて観ました。
正直僕はいつも現場でどの方が蓬莱さんなのかイマイチ分かってなかったのですが、
やっと分かりました。
失礼な話です。
以前何度かお見受けしているとは思うのですが下ばかり見て歩いているので顔をほとんど見てなかったんですね。
その蓬莱さんは以前のトップスでやった「赤木五兄弟」で恩田座長が演じた末っ子の優吾(だっけな)を演じていました。
恩田さんの優吾も素敵だった印象が残っていますが、繊細で優しく、常識人で家族想いの人間性が伝わってきて、ハワイから帰る飛行機の中で(この飛行機の中で、というのがいい)泣くシーンがやたら切実に伝わってきて泣きそうになりました。
何か、
劇団みんなで、
自分達のやりたいこと、好きなことをせいいっぱい!やってる感じが眩しかったです。
いいなぁ。
素敵だ。
作品を創作する集団として、お手本にする部分が沢山あるように思いました。
モノを創作する立場、
ということでもう一つ強烈に感じたこと。
今日発売の週間少年JUMPの巻頭カラーの「こち亀」の冒頭。
秋本治先生という方への見方が変わる衝撃でした。
創作する立場の人間として、
今回のこち亀に最大限のエールを贈らせていただきたいです。
スゴイなぁ・・。
この人には「TV」も「権力」も「しがらみ」も関係ないんだな。
秋本先生は常に読者とだけ向き合っている、
そういう宣言のようなものを感じた冒頭でした。
どこが、とかどうしてそうなるのか、
とか、それを説明することは秋本先生の本意ではないと思うのであえて説明はしません。
感じる方だけが感じることであればいい、と思います。
より以前の記事一覧
- 「アタシト、」に「悪魔のしるし」 2009.07.29
- 生身と繋がっている感覚 2009.07.14
- 今日観た芝居 2009.03.28
- SPINNERS『レモネードと天の浮橋』 2009.02.13
- シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.1 『片手の鳴る音』『四色の色鉛筆があれば』『エビビモ』 2009.02.03
- FREE(S)プロデュース 『うばクラ』 2009.01.22
- サンプル公演『伝記』 2009.01.18
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