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2015年9月11日 (金)

ワークショップ終わる

今日ある映像のワークショップ最終日が終わりました。
ワークショップ始まって、一瞬で今、という感じです。
記憶が凝縮されています。
 
初日から今日まで、稽古スタジオでの出番以外の時間のほとんどを台本読んで、シーンの構造や意図を理解して、役の内情や変化を想像して、心情や状態や関係性の変化の流れをつないで、自分が演じるならどうするかを考えて、台詞を覚えて、覚えた台詞を自分のしゃべりコトバにして、言い慣れない台詞を繰り返し口に出して少しでも馴染みのいい状態に近づけて、ボイスレコーダーに相手役の台詞を吹き込んで、再生して反応できるか試して、リアクションができそうかな、となったらセットの空間を家の中で想定して、何となく相手役の動きを想像して自分の美味しい位置を探って、なんとなく何度も通してやってみて、でも本番はドンだから相手役がどんな感じでくるか分からないので解釈も動きもなるべく余白を作るようにして、これくらいならなんとか本番いけそうかな、と思って少し時間おいて通すと全然思ってたように動けなくなったりして、プランが安易過ぎて段取り芝居になってることに気付いたりして、段取りに見えないようにするにはどうしたらいいか、とか考えて、そうするとどうしても出てこない台詞が突然出てきたりして、そういう台詞は紙に書いて意味を分解してみたり、どういう意図で喋ってんのかとか、目的は何なの?とか考えて、ちゃんと理解して頭に入れるようにして(そうするとなんとか入ります)、ようし、これでなんとか!って思って、でも頭が疲れ過ぎてパンクして思考も遅くなって台詞もよくわかんなくなって、これはヤバイ、ってなり、一時間半だけ寝よう、って寝るといつの間にか3時間経って起きて絶望的な気持ちになって、もう一度台本を開くと、全然台詞が入ってない気がしてまた通してみるとまたつっかえるとこが出てきたり、ちゃんと意味分かって言ってない台詞があるな、とか気付いたり、ここってもしかしてこういう動きできるんじゃ、とかアイデアがでたりするんだけど、いやいやまだちゃんと台詞入れられてないからヤバイ!ってなって、焦って自暴自棄な精神状態になりそうになって耐えて、入らない台詞には必ず理由があるんだ!その理由はなんだ!ってなるんだけど、もう時間もないしとりあえずなんでもいいから頭に入れる!みたいになって、追い詰められて、お腹痛くなって、そういえば何も食べてない!ってなるんだけどまったく食欲がなくて怖くなって、とりあえず野菜ジュース飲んで、チョコとか食べて、この期間テレビをまったく見ないから台風が来てるとかまったく知らなくて雨早くやまないかな~、とか呑気に思ってて、家から稽古スタジオまでの間、台詞が入りきってないのにスタジオ行くのが恐くてゲロはきそうになったり、
という、そんな感じの4日関でした。
 
持てる力を振り絞って台本と向き合いました。 
限られた時間でできるだけはできたと思います。
とりあえず力尽きました、、
 
ぶっ倒れます。
おやすみなさい。

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コメント

お疲れ様でした。
ホントに、何て言うか、上手く言えないけど
芝居をするって壮絶な己との戦いですね。
伊藤さんを見ていると、特に思います。
体力、知性、感受性などあらゆる六感を
物凄く必要とするし、消耗するんだなぁと。

だから見ている側が感動したり
共感したり、素敵だと思うんですね。

本当にお疲れ様でした。

投稿: さと | 2015年9月11日 (金) 05時50分

お疲れ様でした。
壮絶ですね。
伊藤君は、100パーセント以上考えて努力したんですね。
『天才とは、1パーセントの霊感と99パーセントの汗である』
私の好きな言葉です。
今はゆっくり休んで下さい。

投稿: まこ | 2015年9月11日 (金) 06時15分

お疲れ様です(=^ェ^=)

投稿: ゆい | 2015年9月11日 (金) 06時54分

はい!レイトショーみます!
From広島。いいなあ、神奈川。

投稿: まこ | 2015年9月11日 (金) 19時46分

>さとさん
 そうですね。「自分との闘い」本当にそうだと思います。
 本当に素晴らしい俳優さんになればなるほど、台本貰ってから本番のその瞬間に立ち会うまでの作品や役に対する労力と得て身体に吸収する情報量が多いと思います。しかも舞台よりも映像の現場の方がそのかけることができる時間が少ない。でもその映像のWSの監督さんの映画に出演された俳優さんはあの芝居を立ち上げるために僕がこの何日かで得たものの何倍も多く豊かな情報を身体に取り込んだからあんな芝居ができて、あんなシーンが産まれたんだな、と実感することができて、絶望しながらも地続きなんだということが知れて少し希望を持ちました。
 そのシーンを産むためならいくらでも身体と心を投げ出せる愛情と情熱を持っている俳優さんの身体に観てる人は嘘でないなにかを感じて感動するんだと思いました。

>まこさん
 お陰様でゆっくり休んでやっと落ち着けました。
 ありがとうございます。
 今回の映像の監督さんのWS(俳優の勉強会のようなもの)では今まで生きて吸収して来たこと全てが試されているような感じでした。総動員で挑んでしがみついたので100%以上のなにかが出てるかもしれません笑
 『天才とは、1パーセントの霊感と99パーセントの汗である』霊感?「才能」じゃないんですね。ちょっと深いですね。霊感の意味を考えてみます。でもどのくらい努力できるモチベーションを当たり前のように継続して持てるか、というのはきっと才能だと思うのでそれが天才に通じてるっていう気はします。
 とにかくがむしゃらにこれからも頑張ります。
 あ、レイトショー。昨日の新宿k’sシネマのことですね。
 結局仲のいい役者仲間3人しか集まりませんでした、、
 いつかあの映画が広島でも上映されたらいいなぁ、と思います。黒田将史監督の「バカドロン」。
 
>ゆいさん
 ありがとうございます。
 なんとか死線をまたいで帰って来れました。

投稿: しゅんぺい | 2015年9月12日 (土) 21時29分

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