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2008年12月19日

2008年12月19日 (金)

私の部屋には

蚊がいる。

毎年そう。

冬になると部屋に蚊が出だす。

・・・。

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楽天団公演『ウィンドミル・ベイビー』

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観劇。

主にオーストラリアの戯曲作品を翻訳・上演している楽天団の冬公演。

今年2月に本劇団の公演『ゲアリーズ・ハウス』に客演させていただいた縁もあり中野はスタジオあくとれへ。

『ウィンドミル・ベイビー』は一人のアボリジニの老婆がその土地でかつて起きた出来事を観客に語り聞かせる1人芝居。

大方斐紗子さんの臨場感溢れるひとり語りには圧巻。

色々な役を演じわけながらのステージでしたが、完全に役が変わるのではなく、使用人として働く老婆の主観からその目に映る人々を演じる、という印象で、老婆でない役の立ち振る舞いの時もその老婆がその人物に対しどういったイメージを持っているのか、どういった感情で見ているのか、そういった役と役の関係性までが伝わってきて、結果的に老婆の人間性、役としての感情の奥行きを感じさせる演出になっていました。

これはもう1人の人間の持つ力(マンパワーというやつ)の凄さ、そこにつきます。

存在の説得力、留まらない感情、表情の豊かさ、柔らかで自由な身体。

一人の役者をこれだけ長く観ていて、まったく飽きさせないどころか夢中にさせる力、というのはいったいどういったトコロから産まれ出るパワーなのでしょうか。

役者の持つこれは「技能」と言ってもよいかもしれませんが、

「人に魅せる力」。

ただただ見とれていまいました。

この方と同じ職についているかと思うと自分が未熟すぎて恥ずかしい気持ちになりました。

作品も異文化での出来事、と割り切れない普遍的な人間の欲や業と向き合わされるような、しかしどこか幻想的でおとぎ話のような物語性を纏った戯曲で深い感慨をもたらしました。

 

あらすじを載せさせてください。

≪あらすじ≫西オーストラリア北部のある牧場にやってくるアボリジニの老女・メイメイ。
自分が洗濯女としてそこで働いていた過去を振り返る。
メイメイは、牧夫のマルバーンを料理女のサリーと取り合った末に結婚する。メイメイが身ごもり、夫は彼女にルビーの指輪を贈って赤ん坊が女の子であれば ルビーと名付けることを決める。しかし冷酷な白人の主人に過酷な労働を強いられ、最初の子供を早産で亡くしてしまう。アボリジニの庭師ワンマンは、自分の手入れする庭にその子供を埋めてくれる。
サリーは身体の不自由なワンマンに好意を寄せていたが、ワンマンは白人の奥さんを好いている。酒を飲むと荒れて、妻や使用人に辛くあたる白人の主人は、子供を欲しがっていないがやがて奥さんに子が宿る。そして悲しい出来事が起こり、メイメイも巻き込まれていく…。

お時間ありましたら。

今週末まで。

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