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2008年11月14日 (金)

『PLUTO』

PLUTO (1) PLUTO (2) ビッグコミックス PLUTO (3) 【豪華版】 (ビッグコミックススペシャル)

読みました。

ずっと前から芝居友達の鳥越勇作くんに薦められていて気にはなっていたのですがどうにも手が伸びずにいました。浦沢直樹さんの作品てどうも僕は苦手なトコがありまして・・・。

『YAWARA』『Monster』『20世紀少年』『21世紀少年』・・・。

どれも読み始めは面白くて夢中になるんですが物語の終盤になるにつれトーンダウンしていくんですねぇ・・(僕のテンションが)。

どうでもよくなってきてしまう、というか「早くこの苦行から僕を解放してください」という気持ちになってきてしまうんですね・・(浦沢直樹ファンの方申し訳ありません)。

浦沢作品で最後まで楽しく読めたのは『MASTERキートン』だけかな・・。

というわけでやっと1~3巻読了。

まいったなぁ・・。

クソ面白いじゃないか・・・!!

一心不乱に読みふけってしまいました。

あぁ続きが気になる。

子供の頃に読んだ『鉄腕アトム』の世界観がこんな形で蘇ろうとは夢にも思いませんでした。

そうだよな、鉄腕アトムって世間的にヒーロー漫画的な印象があるけどホントはもの凄い哀しい話なんだよな。

昔読んだ手塚先生のエッセイのようなものにも自分の描きたいアトムと編集社が望むアトムとに隔たりがあって苦悩と葛藤があり一時鉄腕アトムを描きたくなくなった、ということが書いてあったのを思い出します。

今は漫画家が(概ね)書きたいものを書ける時代。

この時代を作ってくれた手塚先生に感謝しながらこの漫画を読みます。

今度はどうか最期まで高揚して読めますように。

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