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2008年5月21日

2008年5月21日 (水)

扉座公演『お伽の棺』

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観劇。

一昨日は去年の椿組で共演させていただいた扉座の犬飼淳治さんと中原三千代さんが出演する舞台を観に六本木ヒルズテレビ朝日多目的ホールへ。

扉座の公演は以前トップスでモダンスイマーズ、蓬莱さん作の『ユタカの月』を観た以来ですが、淳治さんの復帰後初公演ということで、これは観にいかねばという気持ちで行きました。

でなけりゃ行きませんね、というか。六本木なんて。ヒルズなんて。

芝居とはまったく関係ない話ですが僕はこの六本木という街が大の苦手スポットでして。

なんなんでしょ?

なんていうのかな。

駅に降り立った瞬間からもう居心地悪くてソワソワしちゃうっていうのかな。

なんか。

ダメなんです、生理的に。

「都会的なオシャレさみたいな雰囲気」がかなぁ・・?

新宿は全然大丈夫なんですけどね。

渋谷もまぁなんとか。

なんだろ。

雑多さのない感じが嫌ってんですかね・・。

いやあるか。

むしろ雑多か。

うーん。

あ。

温もりのある雑多?みたいな。

そうだそうだ、なんか血が通ってない感じがするんだよね。

「おかん」的な人がいない感じですよ。

そーですよ。

・・・。  

しかも。

しかもヒルズですよ。

それにつけて。

なんなんですかヒルズって。

どの辺が「丘」なんですか。

平地じゃないですか。

や、まそれはどうでもいいんですけど。

ヒルズほんと嫌です。

いるだけでストレス。

神経が削られていきます。

帰りたくなります。

帰らなくてよかった。

ね。

あー。

なんなんだろ?

なんでこんなモン作ったんだろ、作っちゃうんだろ人間は。

あー、ホント疲れる。

今思い出しただけで精神に負荷がかかった気がする。

もう。

どうダメなのか説明するのが疲れる。

でも頑張ろう。うん。

まだ芝居のことなにも書いてないし。

だから。

基本的に人間は生活臭のないものには奪われるところがありますよね。力を。

削ぎ取られていくっていうか。

それが快感と感じる時もあるんだけどね。

でもその場合はすすんでそうなるって場合です。

「わざわざ疲れに行く」って時です。

遊園地とか。

自分の体力と精神力の消費が気持ちいいです。

そういうのならいいんですが。

イヤですよ、ヒルズは。

もうあのよくわかんないショッピングモールを歩いているときのアノってスンマセン、ちょっとスンマセン。この説明・・というかこの文章意味あんのかな・・?

あ説明するの止めます。地味にしんどくなって来ました。

スイマセン。勝手に中断します。

   

芝居の話をします。

淳治さん素晴らしかった!

作品の持つ、とても大きな力というのも感じましたが、空間に生きる役者1人1人の存在感、緊張感が僕の身体をその世界に引き込んでくれました。

とても哀しい運命に生きる人々のお話なのですが、だからこそ「生きる」ことが「輝いて」「切なく」「泥臭く」「力強く」、・・・そしてやっぱり「哀しい」。

扉座版『鶴の恩返し』というところでしょうか。

僕はコチラの鶴の恩返しの方が圧倒的に哀しいですが、圧倒的に好きです。

「異人」の役に本当に異人の女優さんを起用しているのですが、このキム・ナムヒという方の存在感も素晴らしかった。

劇中感情が高ぶり韓国語を喋る時が何度かありその意味はわからないのですが、察することは出来る、という繊細な感情表現と演出にも感動しました。

あそこで観客に伝わるものがあるから(それぞれ違う受け取り方をしているかもしれませんが)いっそうコトバに出来ない思いが切なかったのかもしれません。

  

こういう少人数の作品を大所帯の扉座が打つっていうところにまた素晴らしさがあるように思います。

そりゃ劇団員ならいつも自分トコの作品に出演したいって思うかなぁ・・。とかも想像しますが、でもそうすると僕は今回この素晴らしい体験はなかった。

劇団のすべきは「作品を創り届けること」。

脚本家の創った(創りたい)作品が少人数の作品で自分がもしあぶれたりしたとしてもそれは仕方ないことだと思います。

ならば役者だって役者以外の出来ることがある、と。

今回の僕のような演劇体験をお客様にしていただけるよう「役を演じる」こと以外でやればいい。

って。

たぶんもう扉座の人達はそうすでに思ってますね。

  

  

それにしても。

もしいずれ彼女さん的な人が出来て、その人が

「ヒルズいこーよ」

的なこと言ってきたらどうしよう?

うわー。

あ、

どうしよう、っていうかま、その人とはうまくいかないか。

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