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2008年5月10日

2008年5月10日 (土)

『南瓜とマヨネーズ』

南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)

読了。

漫画ばっか読んでます。

魚喃キリコさんの長編作品は映画化もされた『blue』以降読んでなかったのですがここに来て心が読めというので魚喃作品をまとめ買いして読むことにしました。

というか。

『南瓜とマヨネーズ』はずっと前に買ってて読まないまま本棚にありました・・。

「え?これってどんな話だったっけな・・・?」

と読み始めたらまったく知らないストーリーでいつか

「ああ、これか」

と思い出すのかと読み進めてたら最後まで思い出さないまま読了してしまった・・。

魚喃さんスイマセン。

  

それにしても『blue』

blue (Feelコミックス)

といい、残酷で切ない話を書くなぁ・・。

男としては心が痛いです。

ああでも。

恋愛って痛いんだった。

それが本質かも、とか。

「恋愛の幸せ」とか「つながり」とか、実はホンの一瞬の、その瞬間のことでしかなくて、それ以外の時間は捕らえがたく確信的な錯覚を繰り返す、不確かな時間の共有なのだということを、なんとなくふと感じてしまいました。

つまり何かがあるのだとしたらそこにはただ、残酷な時間だけが流れ、

しかし、

相手を想う気持ちだけはあり、

それが真実でも、

「恋愛の幸せ」に繋がる時間であるかは不確かで、

相手はすぐ近くにいて、

しかしそれ以上距離を縮めるすべを知らず、

それだけに哀しく、

絶望的に無力で、

押し流そうとする力に抵抗し、

意思が何かを決めているようで、実はそれは最初から決まっていたことなのだと気付くだけなのだ。

哀しい。

はぁ。

でも人と人との「つながり」は、その哀しさの中にあるようにも思えるのでした。

  

  

ああでも。

  

この作品は映像化しちゃいけない。

したら何も伝わらないだろうなぁ。

とか思ったのでした。

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