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2007年9月8日

2007年9月 8日 (土)

ラスト・オブ・バイト先のおっさん

もう、あまり思い出したくもないことなのですが…、

  

ここまでおっさんのことをブログで書いてしまった以上最期まで書こう、と思います。

  

これはもうおとといのことになりますが、バイト先のおっさんが5日連続でバックレました。

もはや来ることを期待すらしていなかった私ですが、どこかに今日くらいには何かしらの連絡があるのではないか、という予感がありました。

  

そしたらありました、連絡が。

  

朝7時。

  

1本の電話。

  

電話を取ったホールのMくんによるとこんなやり取りがあったようです(Mくん談により再現)。

   

おっさん(以降、お)「もしもしTですが。」

Mくん「Tさん?」

お「頼みがあるんだけど。」

Mくん「は?」

お「休憩室のに置きっぱなしの俺の荷物をさ、店の前の道に置いておいてくれない?」

Mくん「は?どういうことですか?ていうかTさん今日で5日連続バイト、バックレてますよね?」

お「いや、だからさ、荷物出しておいてよ、俺取りに行くから。」

Mくん「あの?Tさん、その前にまず俺らに言うことないですか?ここ5日Tさんいないから深夜2人で回してるんですよ?」

お「荷物店の前に出てるの確認したらそっち行くから。よろしく。」

Mくん「人の話聞いてます?ていうか近くにいるんすか?だったら自分で店の中まで取りに来てくださいよ。」

お「え、何で。」

Mくん「何でって自分の荷物でしょ?自分で取りに来たらいいじゃないですか。つーか外でブラブラしてんなら働けよ、なぁ?」

お「え〜、ヤだよ。」

Mくん「は?何で。」

お「だって俺店に取りに行ったら怒られるじゃん(僕ら店のバイトに)。」

Mくん「・・・は?」

お「俺、怒られるの嫌だからさ。」

Mくん「・・は?何言ってんすか?てかもう怒ってますけど。」

お「いや、だから会いたくないんだよ、みんなに。怒られるから。」

Mくん「はぁ?!なんなんスか、それ?え?謝る意思はないってことですか?」

お「あ〜、もういいよ、店の前に置いてくんないんだったら俺取りに行かないから。」

Mくん「はぁ?何言ってん…つか人の話聞いてます?」

お「だ、とにかく置いといて、よろしくな。」

Mくん「は?てかまず謝ってくださ・・ちょ、Tさん?!」

   「ツーー、ツーー」

Mくん「くっ、このっ、ビチグソヤローがぁっ!」

  

Mくんは「もう2度とあんなヤツの顔は見たくない」、とそのカバンを外に放り投げたのでした。

  

3分後、

  

店の外で自分の荷物を拾い上げ走り去るおっさんの姿をMくんは見たそうです(僕は厨房で働いておりました)。

  

Mくん曰くおっさんは

「肌は真っ黒に日焼けし、そのいでたちは完全にホームレスそのもの」

だったそうです。

  

もしかしたらあまりにもあまりな自分の姿を僕らに見せるのが嫌だったのかもしれない、と思うと少し同情もしますが…、

いやまてよ、ちゃんとウチにバイトしに来てたらそういうミスボラシーことにはなってなかったんじゃねえの?

と思い直し、

Mくんと2人、

『あんな大人には絶対にならないようにしようなっ!』

と誓い合うのでした。

  

つーか。

俺らに怒られたくないから来たくない、

って……、

なんだよその中2(中学2年生)的発想は……っ!

呆れてモノも言えんわ…っ!!

   

  

あの時、

Mくんが、おっさんが荷物を取りに来たのを見て、すぐに僕に教えてくれていました。

僕は反射的に一瞬仕事をほっぽり出して外に出ておっさんを目で追いましたが、その時はもう、遠く向こうをあるのかも分からない家路へと走っていました。

僕は思わず持っていた(心の)フライパンを投げつけて、

  

『逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ〜っ!!』

  

とエヴァンゲリオンの碇シンジ並みに叫んだのでした(心の中で)。

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