« 2006年7月18日 | トップページ | 2006年7月20日 »

2006年7月19日

2006年7月19日 (水)

「これでいいのだ」

以前ある役者の先輩からいただいたコトバ。

『芝居でも(自主)映画でもやりゃいいってモンじゃない』

これは何でもかんでも仕事を受けて数やればいいということではない、時に選ぶことも必要、ということ。

あまり仕事のない現在、このコトバが力強く響きます。

俺今の状態で大丈夫なんだ、終わってないんだ、という気持ちが湧いてくる。

が、先輩。俺は断る仕事すらないんです(-_-)。

自分一人食わしていけない。情けない現実です。

客観的に見れば確かに情けない、だがそのことに関しては今はこうも考える。

以前ある有名な役者さんと共演しお話した時、教えていただいた。その役者さんはまだバイトをしているということ! それも社会勉強とかそういうことではなく単純に生活費の問題で。

これを聞いた時は驚いた。このレベルになってもまだ食えないんだ・・、という。

が同時に嬉しかった。

その役者さんは自分の仕事に誇りを持っていた。そして芝居に対してとても誠実であった。こうなりたい、と思う素晴らしい役者だった。

うん、これでいいのだ。と思った。バイトどうこうなど、人や世間から認められるどうこうなど、いい役者の条件には関係ないのだ。迷いが晴れた瞬間だった。

僕もこの役者さんくらいの歳になった時、たとえまだバイトでも、しっかりと誇りを持って舞台に立っていよう、そう思った。

仕事がなくともその時に備え準備をすることは出来る。

役者とは「待つ仕事だ」と誰かが言っていた。

もちろん本当にただ「待つ」だけでは駄目だが(^_^;)。そういうイミではない。

| | コメント (0)

« 2006年7月18日 | トップページ | 2006年7月20日 »