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2006年5月15日

2006年5月15日 (月)

無機王第9回公演『僕の腕枕、君の蟹ばさみ。』

Boku5_1 を観劇。

去年の感動を胸に王子小劇場へ。

今回はなんとも言えない芝居でした。

胸に流れてくるものが多く、心を揺り動かされつつも、どこかで距離を取らなくては、みたいな。

「小学校の時の隣の席の女子」、みたいな感じでした。

   

しかし、中島さんは本当にすごい。

前回公演もかなりの衝撃を受けましたが、今回もとても情感豊かに高校生を演じていらして。

もうなんというか、正直高校生を越えて中学生に見えました(^_^;)。

そういう見た目のリアリティもさることながら、押し込めた気持ちや堅くなな決心、情感を身体の内側に留めるといった様な感情表現をそれはもう豊かに演じてらして。

この人の芝居を見ると「才能」というコトバが頭をちらつきちょっとだけヘコみます。

性別は違いますが、僕もいつかあんな風に感情を紡げる役者になりたい、と思いました。

    

お話はとても叙情的な印象で、リアリティなものとおとぎ話的な(演劇的な?)要素が混ざり独特な空気感を生んでいたように思いました。

だから登場人物は「生きて」いつつもシーンとしては劇的に、印象的に見えた感じがありました。

その辺がたぶん全体的な印象としての「物語な感じ」を生んでいるんだと思うんですが、ちょっとそれが作為的とも感じられ、善し悪しは抜きにして登場人物が本の中に閉じ込められているといった印象につながるところもありました。

これはなんとも説明しにくいのですが・・。

結果的に僕はこの作品に「没入」することはできなかった。

登場人物の心の葛藤に共感、移入しつつも、どこかで「これは虚構のものだから」という前提を置いて観ていたというか。

それが僕にはなんだか悔しかった。

でもきっとこれはバランスの問題なんだと思う。

物語的演出や展開、シーンとしての見せ方がなければそれはドキュメンタリーになってしまうわけだから。

そんなことを考えさせられた1日でした。

  

そうそう、趙君、思ってたよりガッチリしていて驚いた(^_^;)。

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鼻の穴の中に

ニキビが出来ました。

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