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2005年12月25日

2005年12月25日 (日)

TEN number's Ct(テンナンバーズ カラット)公演 『TOY SOLDIERS ~同潤会青山アパートへ…神宮前4丁目の奇跡~』を観劇

1134371034_200x301 ええと、メリークリスマス・・。

まあそんなことはアレなんですが・、昨日はザムザ阿佐ヶ谷に芝居を見に行って来ました。

3年前にお世話になった天澤朋さんのプロデュース作品ということで色々キンチョーしつつの観劇でした(笑)。

  

「TEN number's Ct」(テンナンバーズ カラット)2005年Xmas公演 in ザムザ阿佐谷『TOY SOLDIERS ~同潤会青山アパートへ…神宮前4丁目の奇跡~』

【演出】天澤朋
【戯曲】ヒノユメ ツキハ
【演出助手】栗原まなみ
【舞台監督】染谷樹(ソマリ工房)
【舞台美術設計・作成】ソマリ工房
【照明・音響】キーノート・プランニング
【出演】
加茂洋充、江原しおり、佐藤弘貴、栗原友、中村和正、関口真奈美、坂巻寛治、森口美香、晴野青児、小佐野直美、如月せいいちろー、高橋哲雄、宮澤月菜、羽嶋佳奈
【ボイストレーニング・発話指導】木下幹基
【振付】柴千惠子(チエコ・シバ ダンスシティ)
【振付助手】入江咲
【楽曲・効果音・HP作成】香田泉
【映像製作】原田知巳
【広告デザイン】キネコ
【写真】宮澤月菜
【制作】followfollow

  

物語は今はなき原宿の同潤会青山アパートを舞台にかつてそこに住んでいた青年の生き別れた義理の父親とのエピソードを中心に、その青年の同窓生達の群像劇、また戦時中そのアパートに住んでいた若い恋人達の悲劇を綴ったもので、歌あり踊りあり、なんとも盛りだくさんな内容でした。

  

セットもしっかり同潤会青山アパートを再現していてザムザというぬくもりスペースもあいまっていいフインキを醸していました。

最初の映像での効果といいつかみのフインキ作りはばっちりでしたね(いい劇場ですね、ザムザは、木のぬくもりがあって)。

天澤さんお見事。

  

ただそれだけにお客さんとしては惜しいなぁと思う部分がいくつか・。

中心となる根幹のエピソードが途中の群像劇や過去の物語を繰り広げている間に印象が薄くなってしまい、中心のエピソードに戻った時に主役の子の喜びや悲しみがすごく遠いものに感じられて感情移入が難しかったこと。

最初の主役の子への入りがよく、凄く近くに感じられた芝居だっただけに終盤になって感じたあの「舞台との遠さ」はもったいなかったように思う。

主役の加茂洋充君という役者がとても好印象な演技だっただけに・・。

  

あとちょっと長かったかなぁ・、単純に。

<2時間半超えたの見たのは今年はナイロンくらいかな・。>

もう少しテンポよく、視点を絞った芝居だったとしたらもう少し見やすい芝居になったのかも・、偉そうにナンデスネ・。スンマセン・・。

  

しかし、一人一人の役に対する天澤さんの思いというのはやはりすごいものがあるなあ、と改めて。

ここまで登場人物一人一人に入れ込める演出家もなかなかいないでしょう。

それが幸か不幸かなんとなく、物語中、書き手から役への「情け」みたいなものを感じたりすることがあって、いいイミでも悪いイミでも天澤さんの人としての優しさを感じた150分でした。

そして若い世代と若い芝居に、少したじろぎながら、自分のおっさん化にちょっぴり不安をおぼえる、そんな観劇となりました。

  

色々ひっくるめて、これも天澤さんからのクリスマスプレゼントと受け取っておきます。

ありがとうございました。

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